シンガポールの雇用・就職事情
日本人に対して募集の多い業種・職種
主な業種
金融業、製造業、海運業、総合商社、専門商社、IT・ソフト開発関連、ゼネコン、サービス業、コールセンター業
主な職種
営業、経理関連、生産管理、品質管理、工場管理、金型技術者、ITヘルプデスク、IT職、管理職等、日系レストランのフロアーマネージャー、ホテル業界営業、 ホテルゲストリレーション、秘書、総務事務、経理関連、会計士関連、営業事務、貿易アシスタント、カスタマーサービス
雇用形態について
日本人がシンガポールで就職する場合は、「派遣社員」ではなく基本的に「正社員」もしくは「長期契約社員」での採用になります。 一般的に、「現地採用スタッフ」として採用され、給与は、現地通貨(シンガポールドル)で支払われます。
勤務体系について
一日の実働時間は8時間の会社がほとんどで、週休2日制の会社が増えてきています。土曜隔週、シフト制などの勤務時間がある会社もあります。
日本人の給与について
ポジションや、仕事の経験数、学歴、英語能力、管理能力、企業規則等により給与のレンジが違ってきます。
日本人の給料(月給)相場
| 営業事務/秘書 (大卒、1-5年以上の経験) | 2500ドル | ~ | 3800ドル |
| 営業/生産管理 (専門学校、大卒3-7年以上の経験) | 3300ドル | ~ | 5000ドル |
| マネージャー(大卒マネージャーとしての経験が0-5年) | 3500ドル | ~ | 6000ドル |
| シニアマネージャー | 6000ドル | ~ |
シンガポール人の給与(月給)相場
| 大卒新卒一般職: | 1800ドル | ~ | 2300ドル |
| 秘書(4年から6年の経験、Aレベル) | 2500ドル以上 | ~ | |
| 秘書(6年以上の経験)大卒あるいはDIPLOMA保持者: | 3000ドル以上 | ~ | |
| 営業(0-3年の経験)大卒 | 1800ドル | ~ | 2500ドル |
| マネージャーレベル(大卒マネージャー5年以上の経験) | 3000ドル | ~ | 5000ドル |
| カスタマーサービス(2-5年の経験)大卒 | 1800ドル | ~ | 3000ドル |
ボーナス
それぞれの会社の規定と会社の業績によります。
通勤補助
基本的には支給されません。
住宅手当
通常支給なし。
福利厚生について
有給休暇、医療休暇、医療費、労災保険、その他各種保険が一般的な福利厚生に。 福利厚生の詳細内容は、採用決定後の開示となります。
有給休暇(Annual leave)
年7~14日位が一般的です。
医療休暇(Medical leave)
年14日 体調不良でかつ医師より勤務不可の認可を得たときにとれる休暇です。
医療手当て
会社規定によりますが、毎月あるいは年間上限金額の医療手当てがでるのが一般的です。風邪、腹痛などマイナーな病気の場合、会社指定のクリニックで処方箋をもらえます。
労災補償(Workmen compensation contribution)
就業中の事故による障害や疾病に対し、会社規定の上限額まで医療がうけられる。
企業が求める人材の傾向
多くの企業は現地採用の日本人には、即戦力を求めます。しかし、意外と、海外での職務経験より日本でのしっかりとした実務経験の方が好まれる傾向があります。なぜなら、日本人を求める会社の必須条件は、きめ細かくきっちりと仕事をこなしていく、いわゆる日本人らしい仕事の進め方を好むからです。欧米系等の外資企業では、海外での勤務経験を評価し語学力のある方を望みますが、日本市場との橋渡しをするが多いので、日本人らしい仕事の進め方も出来る方を望んでいます。 結局は、言語能力以上に人柄、社会人としての常識、意欲、順応性、対人力を求められます。
言語について
日常会話レベル以上の英語のコミュニケーション能力が必要になります。TOEICですと550点以上から600点ぐらいが最低ラインになるかと思います。外資系では750点以上が求められます。中国語は、ビジネスでは要求されません。 職種によっても違いますが、一般的に意思疎通がやっとできるぐらいの英語力だと、会社には現地の社員もいるのでコミュニケーションを築きあげるのは、きついかもしれません。就職活動前に英会話の勉強をされることをお勧めします。また、就職が決まってもシンガポールで語学学校に通ったり、現地の友達をつくり英語力上達を目標にされることをお勧めします。 また例外的に企業によっては、英語力をあまり必要としないポジションもあります。
就職活動の日程
シンガポールの就職活動は、最低でも一週間以上3週間ぐらいが理想ですが、どのようなポジションを求めているか、ご本人のご予算、休暇の調整にもよるかと思いますので、直接アデコのコンサルタントにご相談ください。
企業面接について
一般的に採用に至るまで最低2回は面接が設定されます。 服装は、男性だと日本と同様スーツ着用。女性もリクルートにふさわしい服装をお勧めします。 面接は一般的に日本の会社であれば日本人の上司との面接、そして場合によっては、現地の人事と英語面接もあります。 外資系の場合は、すべて英語の面接になります。面接の際は、手帳、筆記用具も持参されることをお勧めします。 面接のアポイントメントには10~15分ぐらい前に到着するようにしてください。 万が一、渋滞などで面接の時間に遅れそうな場合は、アデコのコンサルタントに至急連絡を入れるようにしてください。


